・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/5/24 音源完成!
本業の方で来月上旬に130年ぶりというイベントがあって、パニックなってHPの更新できずに
いました。すみません。そんな疲れた毎日だったんですが、昨夜、帰宅すると、スタジオから
完成した音源が届いていました。これで、MAKINGも無事終了です。ばんざい!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/5/7 ミックスダウン
宝塚の知り合いのエンジニアの伊元さんのオフィスで、13時間かけて、頑張りました。
最終結果は、あとのお楽しみですが、なんとか良い感じになりそうです。お楽しみに!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/4/27 ミックスの前に
ミックスは、マックのシステムProtoolsを使うので、ハードディスクレコーダーのデータを
パソコンで読める形式に変換しないといけない。しかし、各曲とも16トラック前後のトラック数
になっているので、移し替えるのに、4時間かかってしまった。ふ・・・。しかし、もう、
これで、僕の仕事は終わりだ!お疲れ様!と自分で自分に言ってみる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/4/23 ついに終了
1ヶ月間に渡ったレコーディング、ついに終了しました。一番疲れたのは、宝子本人でしょうが、
エンジニアとしてサポートした私もちょっと脱力・・・って感じで、このコーナーの更新も
止まっていました(書いているが5/1ですからね)。あとは、宝塚の知り合いのエンジニアの
ところにデータを持っていって、ミックスダウン。予定では、来月7日の予定。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/4/14, 19そろそろレコーディング終了?
本業が忙しくて、こっちの更新が出来ていませんでした。まあ、日記を見ればレコーディング
が順調に進んでいるのはわかりますよね。歌入れも4日間かけて、なんとか一通りは、7曲
全部が終わりました。あとは、残り1日で、差し替えをするだけ。そうそう、本日、ジャケットの
サンプル画像を北村さんから手に入れました。ほんと、良い感じ。楽しみです。
今週末に歌入れが終われば、GW明けあたりに、スタジオにこもってミックスダウン。
今は、とにかく、1曲あたり平均10〜16トラックに分かれた別々の音がハードディスクの
中にあるだけです。それを、皆さんのステレオで聞くことができるように、左右2チャンネルの
音源に「ミックス」するのです。そう、これで完成なんです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/4/7-8 ボーカル録り
これまでの作業は、わかりやすい言葉で言えば、「オリジナルカラオケ」制作である。
ここに、宝子の歌が入って初めて、完成する。これが、また、そう単純ではない。
出来上がった作品を聴いてもらえれば、わかるのだが、一人で、何本も声を重ね
ハーモニーを作り上げている。とりあえず4曲終わったので、峠は越したが、
録音側も神経を使う作業だった。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/3/31 レコーディング3日目
今日は、ついに迎えた(録音エンジニアを兼ねている私にとって)、今回のレコーディングの山場であった。
関西を中心にライブ活動はもちろんのこと、大物ミュージシャンのサポートメンバーとして大活躍中の
3人(喜多さん、和田さん、高野さん)を迎えての本番だった。さすがに、レコーディング慣れしている
だけあって、エンジニアの私への要求項目が多く、神経をすり減らす1日だった。録音した曲目は、
タイトル曲の"Your Song"と、ボサノバの"Fu-ru-ru"、そして、フォーク調の「君の星」。午後からスタート
したが、最後の曲が完成したときには、もう25時だった・・・。気合いの入った"Your Song"では、16チャンネル
すべてが埋まってしまい、チャンネル割り当てに四苦八苦。もちろん、このあと、宝子本人の歌入れが
残っているので、まだまだ気は抜けないが、とりあえず大きな山場は超えた。あとは、宝子の歌と
ミックスダウンの2つの山がある・・・。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/3/27 レコーディング2日目
2日目の録音は、ピアノがメインの2曲。1曲は、宝子の弾き語りの「一日の終わりに」。もう1曲は、
大学の先輩である山中さんのピアノ演奏による「誓い」。前者は、いつものデサフィーナードのライブで
聞くことができるスタイルそのもの。アルバムの収録曲8曲の中で、この曲だけは、飾ることなしに、
普段着?の宝子の演奏をお届けする予定です。一方、後者は、ピアノを山中さんにお任せした分、
できる限りシンプルな中にも、美しさと豪華さをミックスした音作りをしてみましたので、
お楽しみに。私は、これまでジャズの録音が中心だったので、POPSの作り込む楽しさにはまりつつあります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/3/23 レコーディング開始
昨年の11月にプロデュースを引き受けてから、機材の手配、調整、ミュージシャンの手配、・・・と
ばたばたとやってきましたが、本日、めでたく(?)本番のレコーディングを開始しました。
昨年の作品と違って、今回は、地元和歌山でレコーディングするので、短期決戦タイプではなく、
半月ほどかけて、じっくり進めていく予定です。
初日は、午前中、大阪心斎橋のスタジオで、来週31日に本番予定の大阪チーム(喜多さん(b), 和田さん(g),高野さん(per))
とリハーサル。うれしいことに、喜多さんが、宝子の曲を自分の曲のような雰囲気で真剣にアレンジした譜面を
持っていただき、その上、現場でディレクターもやっていただきました。タイトルナンバーになる予定の
"Your Song"、非常に良い感じに仕上がってきています。お楽しみに!
そして、夕方は、和歌山の北原スタジオで、"Our Song"の本番レコーディング。こちらは、和歌山チーム
(86バンド:イサムさん(ds)、トヨカズさん(b)、カズさん(g))の素晴らしい演奏で、ほぼ一発OKで予定内
の時間で無事終わりました。この曲は、びっくりしますよ。へへへ・・・って感じ。こんなサウンドに
挑戦したんです。早く聴きたいでしょ?!少しネタを明かすと、ギターだけでも3本の楽器を使いました。
今日の喜多さんのお言葉をお借りすれば、今日のリハ、本番とも「ええやん」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/3/19 ジャケットデザインが見えてきた!
ジャケットデザインのラフ絵ができたと言うので、北村さんの研究室を宝子と訪問。
皆さんに、お見せできないのが残念だが、「北村さんにお願いしてやっぱり良かった!」
とつくづく思う。皆さんに、ジャケットをお見せできるのは、5月頭くらいかな?
今回のアルバムは、ジャケット1つみても、その力の入れようがわかると思う。
お楽しみに。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/3/17 ピアノリハーサル
ピアノをメインにしたバラード「誓い」の演奏は、宝子が学生の頃からお世話になって
きた山中さんにお願いすることになった。レコーディングの環境を知ってもらう意味も
込めて、MTRとヘッドフォンアンプを用意して練習してもらった。やはり、一人弾き語り
バージョンとは違って、一層、美しいバラードになっている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/3/10 機材のチェック
最近、このコーナーの更新の頻度が落ちているのは、何もしていないからではない。
今月下旬のレコーディングに向けて機材の調達や、確認、調整が中心になっている
からだ。ミックスダウン用のテスト音源の制作や、電子ピアノなどの調達、確認など
忙しい。宝子の方も、ロック調のバンドで演奏する予定の"Our Song"のリハを無事
終えて、サンプル音源を聴かせてくれた。ほんとに、今度のアルバムは、ベストアルバム
のように、色々なサウンドが入っている。乞うご期待を。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/2/26 3月のスケジューリング
いよいよ、来週から3月だ。今回のレコーディングには、今のところ、生バンド、
遊道君による打ち込み、そしてピアノソロ、弾き語りの色々な種類がある。
これらを4月の上旬までに、すべて完了させるために、我々の日程と参加する
ミュージシャンとの日程調整を行った。さすがに、皆、忙しい人ばかりなので、
苦労したが、ほぼ3月中のスケジュールが決まったので、あとは、こなして
いくだけだ。皆さんの手元の届く音源になるには、録音後のミックスダウンと
いう仕事もあるが、そのエンジニアとスタジオも宝塚歌劇関係で活躍中の知り合いに
連絡がつき、安価で引き受けてくれることになった。これまで私がやってきた15枚のCD
制作での人のコネの総動員だ。仕事とは、人の輪をつなぐことだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/2/19 映像とサウンドの融合
高野山の曲は、歌詞がない分、イメージを自由に想像することができる。
そこで、今回のシンポジウム用に、VJソフトを購入し、高野山で撮影してきた
写真を使ってVJ風ビデオクリップを制作することにした。いろいろなパソコン
ソフトを使っているが、さすがに、VJ系とあって、パソコンソフトというより
楽器に近い。苦戦中だが、21日のシンポジウムで、公開する予定。益々、
シンポジウムに来て頂かねば!ちなみに、シンポジウム用には、高野山秘宝館
所蔵の映像も許可をもらって使いますが、後に、ここで公開する際には、省きます
ので、ご了承を。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/2/15 高野山の曲のアレンジバージョン
BBSやLIVEのコーナーで告知しているように、高野山をテーマにしたシンポジウムを
直前にして、ついに、遊道更二君によるアレンジバージョンのプロトタイプが完成し、
ネット経由で送られてきました!今すぐにでも、ここにアップしたい気持ちもありますが、
この曲は、シンポジウムの中で、初披露ということにしておきます。ただし、今回の
シンポジウムで公開するバージョンはあくまでも、シンポジウム用に急いで作ってもらった
ものです。皆さんが夏に購入するであろう、市販CDのバージョンは、また、違った内容
になっているはずです。そういう意味でも、2/21のシンポジウムでの演奏は、「お宝モノ」
の初演です。また、私こと謎のDr.Qの顔を見ることができるまたとないチャンスかも?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/2/10 タイトル曲のメンバー構成決定!
アルバムのタイトルに収録曲の"Your Song"を決めるまでは早かったのですが、
この曲をどういうメンバーで演奏しようか・・・と、後回しになっていました。
この曲はできれば生ミュージシャンで明るい雰囲気を表現したいと思っていただけに
ミュージシャンの選定を迷っていたのです。しかし、ついに決定!
和田肇(g), 喜多健博(b), 高野正明(per)
ご存じの方には、おわかりだと思いますが、関西POPS界のバックを支えるゴールデン
メンバーです。言い換えれば、メジャー級のメンバーです。出来上がりが楽しみです。
Your Songだけでなく、ボサノバのFu-ru-ruもお願いすることになる予定。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/2/5 高野山の曲・ピアノソロバージョン公開!
高野山をイメージした曲(タイトル未定)の作曲が終わり、宝子がピアノ1本で
演奏した、出来たてホヤホヤの音源を、思い切って公開しましょう!この曲は、
このあと、遊道君の手に渡ってアレンジされ、さらに雄大な曲になるはずです。
アルバムで皆さんが耳にする曲の元ネタは、こんなサウンドだったのか!と
楽しんでください(そういう意味でも、CDを買って聞き比べてくださいね)。
高野山の曲はここからダウンロード
聴いて、ビックリ!そう、歌のないインストルメンタルの曲なんです。宝子の作曲家としての
才能にも感激!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/2/4 ジャケットデザイン
ライブと違って、CD制作では、音楽だけでなく、パッケージ、つまり
ジャケットの善し悪しが商品価値を左右する。そこで、本格的な
デザイナにお願いすることになった、その本格的なデザイナとは、
宝子が卒業したW大学でデザインを担当する北村さんだ。
彼のHPの作品をご覧になればわかるように、素晴らしいジャケットができるに違いない。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/1/26 WINDSの平阪さんのスタジオ見学
WINDS音楽祭のグランプリ受賞者の特典として、WINDSのメンバーである平阪さんのが
高野口町の自宅に作られたプライベートスタジオでのレコーディングがある。
プライベートスタジオってどんなものだろうか?これを今回のアルバムに利用できる
のだろうか?と興味津々で、夜遅くに訪問した。ドアを開けてびっくり!演奏ブースと
モニター室が別になった本物?のスタジオだった。スタジオの説明はすぐに終わり、
そのあと、数時間?、和歌山のローカルネタで、熱く議論をしてしまった・・・。
とりあえず、このスタジオを使って、Our SongとYour Songの2曲をWINDSメンバーで
バックを勤めてもらおうということに。もちろん、サンプルを聴いてもらって、
さらに、演奏してもらって、気にってもらえればの話だが。実現すると、宝子with WINDS
の曲が登場することになる。これは楽しみだ。ちなみに、WINDSさんたちを知らない人は、
上新電機に行ってください。店内でずっと流れているあの曲を歌っているDUOです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/1/23 高野山から宇宙へ
プロデューサーの特権というものをしみじみと感じるのは、出来上がっていく曲のまさに、
"Making"を見聞きすることだ。先日、高野山をテーマにした曲の前半だけを聴かせてもらったが、
後半も完成したというので、生ピアノで弾いてもらった。前半は、確かに私が思い描く高野山の
イメージを表現していたのだが、後半をどう展開してくるか、楽しみにしていた。まあ、そのうち、
ここで、mp3で公開するが、一言で言えば、高野山から「宇宙」へ、一気に飛び立っている。
そう、私が求めていた世界がうまく表現されている。高野山は、ただの山奥じゃない。
空海は、あそこから、曼荼羅の宇宙を感じていたに違いない。そんな宇宙と、幸福感を感じる
展開がちゃんと曲の中に取り入れられていた。年末の下見の成果がちゃんと出ているなと思うと、
プロデューサーとして満足している。もちろん、これが、遊道君の手に渡って、さらなる展開に
なることを期待している。来月下旬までには、ここで、公開できる予定。宝子の音楽の新しい世界
を見ることができるはずだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/1/14 高野山の音楽が見えてきた
今日は、夜、アレンジの遊道君と
大阪で打ち合わせ。「二人の時間」の次に、アレンジをお願いするのが、高野山をテーマにした曲。
この日に間に合わそうと、宝子も、かなり頑張ったようで、表情に疲れが見えた。とりあえず、
今日の時点で完成したのは、全体の半分くらいだというが、第一印象は、非常に良い。
年末に見た高野の風景がちゃんと音楽で表現されていた。遊道君のアレンジでどれだけ化けるか
楽しみだ。
大阪に出たついでに、大阪の梅田の近く(中崎町)にあるおしゃれな喫茶店を訪問。
ここのオーナーは、私がLyra Recordsで
お世話になっているプレス業者。プレス業をやっているだけあって、CD制作の上での情報は豊富だ。
ついつい、長居してしまう。ここで、今後、
定期的に、宝子のライブを行うことが決定。スケジュールが決まり次第、スケジュールのページで
紹介します。大阪の皆さん、宝子の拠点が大阪にも出来ます。よろしくお願いします。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/1/12 予想はしていたものの・・・
Makingの話ではないですが、プロデューサーとして、発言できるコーナーがここしか
ないので、ここで書いておきます。
「宝子、音楽祭グランプリおめでとう!」
今日は、客席で聴いていましたが、歌い始めた瞬間に、グランプリ受賞を確信しました。
バンドや元気のいいギター弾き語りの多い中、キーボード聴き語りで、しっとりと
「日の岬から」を歌っている宝子は、どうみても、一流のシンガーでした。
自信に満ちあふれた歌いっぷりが、会場を圧倒していました。
大きなステージが似合うシンガーになったなぁと、1曲で終わるのを惜しく思いました。
CD制作中に、このようなおめでたい受賞も受けました。2ndアルバムが、今日、
宝子に投票してくれた会場の皆さんの期待を裏切らないように、頑張って制作したい
と思います。ミュージシャンである宝子が頑張るのは、もちろん、制作をサポートする
私も一層頑張たいと思います。来年、音楽祭があれば、2ndアルバムを引っ提げて、お邪魔します
のでよろしくお願いします。
それにしても、予想はしていたものの、やっぱり一等賞はうれしいです。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/1/9 サンプル完成
今日は、設置作業がないので、すぐにレコーディングに入ることができた。「二人の時間」のサンプルバージョンついに
完成。すごい出来ですが、お願いもあります。パソコン内蔵のスピーカーで
聴かないでくださいね。せめて、ヘッドフォンでもパソコンにつないで聴いてください。遊道君と宝子が作る映像系音楽が
ここにあります。続いて、先日の2曲も軽く完成させる。そして、完成直前の新曲のバラードを歌ってもらう。泣けるほど
美しい曲だ。プロデュースして録音しながら、目頭が熱くなることが良くある。素晴らしい才能の持ち主だ。この日、完成、
または、仮録音した曲は、
・二人の時間(映像系の壮大な曲)←ここに音源をリンクしてあります!
・Fu-ru-ru(さわやかなボサノバ)
・君の星(70年後期のフォーク系)
・誓い(新曲のバラード)
・Our Song(ノリのいいバンド系の曲)
・1日の終わりに(知人のジャズメンの楽曲に宝子が詩を付けた曲)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2004/1/7 宅録スタジオ完成
2ndアルバムは、とにかく時間をたっぷりかけて良いものにしたいので、制作環境を宝子の自宅に構築することに
なった。今日は、その設営の日。これまで、Jazzのアルバムを何枚も作ってきた機材を車に詰め込んでみたが、
よくここまで、手弁当で買ったものだと自分で感心する。設置は、順調に進み、夜には、さっそくテストレコーディング。
この日録音した曲は、
・二人の時間
・Fu-ru-ru
・君の星
期待の遊道君の作った「二人の時間」のサウンドのスケールの大きさに声がうまく乗り切れなかったが、次第にとけ込んでくる。
うんうん、これはいける。「Fu-ru-ru」は、例のマシンを使って作曲した軽いボサノバの新曲。これが、いや、これも、すごく
いい。宝子の曲の良さは、軽く見える詩の中に、ちゃんと彼女の哲学が入っているところ。皆さんも、これまでの作品を
しっかりと聴いてみてください。いろんな発見のある音楽です。最後に、私が自分用に見本で作っていた「君の星」に
声をかぶしてみるが、もう時間も遅いので、初日はこれまで。数日以内に、ここで公開できるレベルのサンプルに仕上げます。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2003/12/31 映画音楽の世界
忙しい遊道君のことなので、お正月休み後に、サンプルが届くと思っていたが、年内に完成のメールが
来る。メールに添付されたMP3音源を聴いてびっくり。いつも弾き語りで聴いていたあの「二人の時間」
が、映画音楽のような壮大な曲に仕上がっている。さすが、遊道君だ。早く、宝子の声をかぶせてみたいと
思って、音源データを宝子に転送する。宝子からも感激の声が来る。プロデューサーとして、まずは、
成果を上げたかなとホッとする。予想通り、いや、予想以上の良い組み合わせを実現した。年明けに
宝子の声をかぶせたサンプルを作るので、完成したら、この頁でアップしますので、お楽しみに!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2003/12/29 バッキングマシン
ご存じのように、宝子の普段の演奏スタイルは、ピアノの弾き語りが中心。幅広い作曲を支援するために、
大阪の楽器店で安売りしていたTASCAMのPocket Studioをゲット。まずは、私が宝子のオリジナル曲
「君の星」のバッキングトラックを作って自分の声で歌ってサンプルを作ってみたが、なかなか便利。
今日は、私が宝子に操作方法を指導。当たり前だが、音楽的な基礎がしっかりしているので、
あっという間に理解。さて、正月休みに、このマシンを使ってどんな曲ができるか楽しみだ。
高野山で感じた何気なしに思い浮かんだ、「風を感じるボサノバ」の曲なんかどう?というリクエストに
役立ちそうだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2003/12/26 高野山
今年夏、和歌山の高野山と熊野古道が世界遺産になることが内定している。それなら、アルバムの中にも、
高野山か熊野をテーマにした曲を入れようと、比較的近所の高野山へ宝子を連れて行ってみる。年の暮れとあって、
参拝者はほとんどいない。聖地らしい空気が漂っていた。あたりが暗くなったとき、雲の切れ間から
きれいな三日月と金星が町並みの上で輝いていた。1200年の魂にふれたあとだけあって、いつもみる
月と金星より格段の美しさだった。全国の皆さん、和歌山へお越しの際は、ぜひ、高野山へ。
ここは、宇宙を感じる山です。さて、この日の光景や空気が、宝子の中で、どんなサウンドになるか
楽しみである。遊道君も得意そうなジャンルである。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2003/12/15 遊道君との打ち合わせ
私のお気に入りのミュージシャンとは、この遊道更二君のこと。
私がJazz & Healing系レーベルを立ち上げたとき、その現場にいた友人。自然や宇宙などを音楽で表現させたら
右にでるものはいない。その遊道君がわざわざ、和歌山に来てくれた。デサフィナードで
宝子と初対面。世代が近いこともあって、趣味(大江千里が好きとか・・・)が結構合いそうな感じでホッとする。とりあえず、
きれいな星空の下でのほんのりした出来事をテーマにした「二人の時間」のバックのサウンドを作ってもらうことに。どんな
星空ができあがるか楽しみだ。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2003/12/11 キャロル・キングが好き
私(Dr.Q)は、ここ数年JAZZばかりプロデュースしていたので、どんなアレンジをしようかと、
いろんなPOPSのアルバムを聴き始めた。その中で、森山良子の「ことばは風」というアルバムが
お気に入り。「こんなのどう?」と宝子に聴かせたところ、「・・・」、「もっとゴツゴツした
素朴な感じをやりたい」、「私のFavorite artistはキャロル・キングです!」なるほど、
ちょっと研究しなくては。とりあえず、私のお気に入りの癒し系ミュージシャンを紹介することにする。お楽しみに。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
■2003/11/17 アルバムコンセプト決定?
宝子からプロデュースを頼まれた私は、この日、デサフィナードで候補の既存の曲や出来かけの曲を
数曲聴く。全体を通じて、「君と僕」がテーマになっている曲が多いことから、アルバムタイトルを
"Your Song"に決定。もちろん、最終決定ではありませんが・・・。まだ、発売まで半年ありますからね。
こうやって、2ndアルバム制作は、スタートしました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・